【犬との健康生活】知りたい！３大皮膚トラブル

～知りたい！３大皮膚トラブル

【犬との健康生活】皮膚トラブル、うちのこの皮膚に何が起こっている？のブログでは、犬の皮膚構造についてのお話をしました。
犬と暮らしていると、ふと、あれ？脱毛している・・？や最近痒そうにしているなど変化を感じることがあると思います。そんな愛犬の症状から、愛犬の皮膚にどんなことが起こっているのでしょうか。

今回は、脱毛・かゆみ・炎症やかさぶたなど目に見える愛犬の様子についてお話していきます。

１：３大皮膚症状
皮膚症状には大きく分けて３つあります
・炎症・かさぶた・フケ
・脱毛
・かゆみ

２：かさぶたやフケとは
被毛の下には人間と同じように、角質層が重なり新陳代謝によって古くなった角質細胞が新しい細胞に生まれ変わっていきます。そのサイクルの乱れや乾燥、シャンプーが合わないなどの要因によりフケが増えることがあります。また、皮膚炎やストレスによってフケが増えることもあります。
ブラッシングや撫でたときにかさぶたを感じたりフケが多くなったと感じたら、まずは痒そうにしているかを確認してみてください。もし痒そうにしていたら、アレルギーや感染症の可能性があります。かゆみのない場合は、栄養の偏りやその他の疾患の可能性がありますので一度かかりつけの病院を受診してください。

３：脱毛とは
いぬには年２回、気候に合わせるために体全体の毛が抜ける換毛があります。それとは違い部分的に毛が抜ける・すでに抜けて皮膚が見えているといった状態を脱毛といいます。愛犬の被毛に脱毛を発見したらとても驚くと思います。しかし、一旦落ち着き脱毛状況を確認してみてください。
脱毛は体の一部分だけなのか、脱毛部分の毛はもろくなっていたりするのか、かゆそうにしているかを知ることが大切です。


４：かゆみとは
愛犬の、足で体を掻く・舐める・体をこすりつけるといった行為から、かゆみを発見することができます。このようなかゆみは通常は、しばらくすると治まることが多いのですが、ずっと続く場合皮膚の炎症や皮膚の状態が悪くなることがあります。

４－１：かゆみを発見したら
愛犬がかゆそうな行動をしていることに気がついたら、いつから、かゆみの程度、どのような頻度でかゆがるのかを観察することが大切です。動画などで記録し、いつでも獣医師へ見せることができることも大切です。

※かゆみに関して詳細を知りたい方はこちらの獣医師監修記事をご覧ください