【犬との健康生活】皮膚トラブル、うちのこの皮膚に何が起こっている?
~犬の皮膚構造について~
愛犬の皮膚トラブルについて悩む飼い主様が多いと感じます。
皮膚トラブルの状態には赤み・脱毛・かさぶた・ぶつぶつ・黒ずみなどがあげられ、症状ごとに疾患名や対処法が違ってきます。
今回は皮膚トラブルを解説する前に、皮膚の構造について記載していきます。
1.犬の皮膚の構造
犬の皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の3層に分かれており、さらに表皮は角質層・顆粒層・有棘層・基底層の4層に分かれています。
よくいわれる“バリア機能“というのは角質層のことで、皮膚内部の水分蒸発を防ぎ、外部刺激から皮膚を守る役割があります。
表皮・・皮膚の一番外にある層で、4つの層に分かれ基底層で作られた細胞がだんだんと肌表面に移動し、角質層までくるとフケとして剥がれ落ちます。この一連の流れを肌のターンオーバーといいます。
人のターンオーバーは約28日~56日と言われていますが、犬の場合約3週間ほどといわれています。
真皮・・図の通り表皮の下にあり、皮膚や被毛に、水分や栄養を届ける血液や神経がある場所です。
皮下組織・・真皮の下にあり、脂肪組織で構成されているため体温調整やクッションの役割があります。
2.角質層の役割
角質層は表皮の一番外側にあり、肌と外部の境目にあります。
肌内部の水分を閉じ込め、保湿し水分の蒸発を防ぐというとても大切な役割があります。
角質層は角層細胞と角質細胞間脂質の層から構成され、角質層には約20%の水分が蓄えられておりそれが健康な肌を保っています。
3.犬と人の違い
自分と愛犬の皮膚構造はどんな違いがあるのか気になる方もいらっしゃるのではないかと思い比較してみました。
人と犬の皮膚の違いは主に3つあります。
1.皮膚の薄さが違う
犬の皮膚は人と比べて1/3ほどの厚みといわれるため、外部からの刺激に弱くデリケートといえます。
2.pHが違う
人の皮膚はpH4.5~6.0の弱酸性ですが、犬は6.2~7.8の中性~アルカリ性です。pHが高いと細菌が増えやすいと言われています。
3.汗線の違い
汗腺にはエクリン汗腺とアポクリン汗腺の2種類があります。
エクリン汗腺は人では全身にありますが犬は肉球にしかありません。
一方アポクリン汗腺は人ではわきの下や耳の外側など一部分にしかありませんが、犬は全身にあります。
皮膚の構造は上記のようになっています。
まずは皮膚の構造について簡単にまとめてみました。
赤み・脱毛・かさぶた・ぶつぶつ・黒ずみといった、愛犬の皮膚トラブルはこの皮膚構造がどのように変化すると生じるものなのか、次回まとめていけたらと思います。
===============================
すべての犬と飼い主に心地よい毎日を。
~一緒に生きるよろこびに貢献します~
.
nestle...寄り添う
kindness...やさしさ
nurture...育む
thanks...感謝
.
ねこのて商会のnekonoteは4つの頭文字とフードに悩んだ時、
愛犬との暮らしをよりよいものにするため、
いつもそばに寄り添える会社でありたいという思いを込めています。
■■子犬からシニア犬まで安全に食べることができる■■
■■こだわりのドッグフード■■
♪無添加ドッグフード・安心の国産腸活ドライドッグフードをお探しの方はもぐもぐdogをお試しください♪
通販で24時間お好きなタイミングで注文可能です。
福利厚生倶楽部、リロクラブでもお取り扱いをしております。”ねこのて商会”で検索ください♪
===============================
愛犬の皮膚トラブルについて悩む飼い主様が多いと感じます。
皮膚トラブルの状態には赤み・脱毛・かさぶた・ぶつぶつ・黒ずみなどがあげられ、症状ごとに疾患名や対処法が違ってきます。
今回は皮膚トラブルを解説する前に、皮膚の構造について記載していきます。
1.犬の皮膚の構造
犬の皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の3層に分かれており、さらに表皮は角質層・顆粒層・有棘層・基底層の4層に分かれています。
よくいわれる“バリア機能“というのは角質層のことで、皮膚内部の水分蒸発を防ぎ、外部刺激から皮膚を守る役割があります。
表皮・・皮膚の一番外にある層で、4つの層に分かれ基底層で作られた細胞がだんだんと肌表面に移動し、角質層までくるとフケとして剥がれ落ちます。この一連の流れを肌のターンオーバーといいます。
人のターンオーバーは約28日~56日と言われていますが、犬の場合約3週間ほどといわれています。
真皮・・図の通り表皮の下にあり、皮膚や被毛に、水分や栄養を届ける血液や神経がある場所です。
皮下組織・・真皮の下にあり、脂肪組織で構成されているため体温調整やクッションの役割があります。
2.角質層の役割
角質層は表皮の一番外側にあり、肌と外部の境目にあります。
肌内部の水分を閉じ込め、保湿し水分の蒸発を防ぐというとても大切な役割があります。
角質層は角層細胞と角質細胞間脂質の層から構成され、角質層には約20%の水分が蓄えられておりそれが健康な肌を保っています。
3.犬と人の違い
自分と愛犬の皮膚構造はどんな違いがあるのか気になる方もいらっしゃるのではないかと思い比較してみました。
人と犬の皮膚の違いは主に3つあります。
1.皮膚の薄さが違う
犬の皮膚は人と比べて1/3ほどの厚みといわれるため、外部からの刺激に弱くデリケートといえます。
2.pHが違う
人の皮膚はpH4.5~6.0の弱酸性ですが、犬は6.2~7.8の中性~アルカリ性です。pHが高いと細菌が増えやすいと言われています。
3.汗線の違い
汗腺にはエクリン汗腺とアポクリン汗腺の2種類があります。
エクリン汗腺は人では全身にありますが犬は肉球にしかありません。
一方アポクリン汗腺は人ではわきの下や耳の外側など一部分にしかありませんが、犬は全身にあります。
皮膚の構造は上記のようになっています。
まずは皮膚の構造について簡単にまとめてみました。
赤み・脱毛・かさぶた・ぶつぶつ・黒ずみといった、愛犬の皮膚トラブルはこの皮膚構造がどのように変化すると生じるものなのか、次回まとめていけたらと思います。
===============================
すべての犬と飼い主に心地よい毎日を。
~一緒に生きるよろこびに貢献します~
.
nestle...寄り添う
kindness...やさしさ
nurture...育む
thanks...感謝
.
ねこのて商会のnekonoteは4つの頭文字とフードに悩んだ時、
愛犬との暮らしをよりよいものにするため、
いつもそばに寄り添える会社でありたいという思いを込めています。
■■子犬からシニア犬まで安全に食べることができる■■
■■こだわりのドッグフード■■
♪無添加ドッグフード・安心の国産腸活ドライドッグフードをお探しの方はもぐもぐdogをお試しください♪
通販で24時間お好きなタイミングで注文可能です。
福利厚生倶楽部、リロクラブでもお取り扱いをしております。”ねこのて商会”で検索ください♪
===============================
![]() | ![]() | ![]() |