【犬との健康生活】AAFCOとは違う?ペットフード公正取引協議会ってなに?

前回AAFCOという国際基準を設けている団体についてブログを書きましたが、では日本にはそのような基準を定めている団体はないものなのかと疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日本にはペットフード公正取引協議会という団体が存在します。AAFCOのような栄養の基準を定めているのではなく、ペットフードの表示方法について基準を定めている団体です。
ペットフード公正取引協議会とはどのような組織で、なにを目的としているかを記載していきます。

1.ペットフード公正取引協議会とは
1974年に設立され、メーカー間(ドッグフード・キャットフード他)で公正な競争を確保し、飼い主が商品を選びやすくするためにペットフード表示に関する基準・適切な表現をするよう定めている任意団体です。
会員は正会員と準会員とに分かれ、正会員は主にペットフード製造業者や輸入販売事業者となっており準会員は、正会員の加入資格を持たない事業者・団体・個人となっています。
ペットフード公正取引協議会のホームページには下記のように表記されています。

ペットフード公正取引協議会は1974年に設立され、「ペットフードの表示に関する公正競争規約」及び「ペットフード業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約」を円滑かつ適正に運営することを目的として活動しています。

2.公正競争規約とは
公正競争規約の目的は、不当な表示をせず一般の消費者に合理的な選択をさせ、事業者の間で公正な競争を行うことです。

また、ペットフード公正取引協議会のホームページには下記のように表記されています。
公正競争規約とは、事業者団体(ペットフード公正取引協議会)が公正な競争の確保と消費者保護のため、表示及び景品類の提供に関する事項について自主的に設定されたルールです。業界の正常な商習慣が明文化されており、公正取引委員会と消費者庁により認定されています。

規約には大きく分けて、記載しなくてはいけないことと表示してはいけないことの二点が書かれていますので、ご自宅のドッグフード裏面をチェックしてみてください。
2-1. 必要表示事項
・ペットフードの名称
・ ペットフードの目的
・ 内容量
・ 給与方法
・ 賞味期限
・ 成分
・ 原材料名
・ 原産国名
・ 事業者の氏名又は名称及び住所

2-2.不当表示をしてはいけない
客観的根拠に基づかない、特選、特級等の表示をしてはいけないと記されています。
・他の事業者又はその製品を中傷し、又は誹謗する表示
・原産国について誤認されるおそれがある表示
・ペットフードの成分、原材料又は製造方法について、実際のもの又は自己と競争関係にある他の事業者に係るものよりも著しく優良であると誤認されるおそれがある表示
・賞を受けた事実や推奨を受けた事実がないにもかかわらず、賞又は推奨を受けたと誤認されるおそれがある表示
・ 内容物の保護、品質保全又は製造技術上必要な限度を超えて著しく過大な容器包装を用いること。
・ 商品の内容又は取引条件について、実際のもの又は自己と競争関係にある他の事業者に係るものよりも著しく優良又は有利であると一般消費者に誤認されるおそれがある表示

ペットフード公正取引協議会は、飼い主の皆様が各フードを比較しやすいよう、企業同士が正しく競争できるように活動している団体といえます。
犬は飼い主から与えられるものからしか栄養を摂取することができません。飼い主の皆様が自分と愛犬の生活スタイルにとって、どんなドッグフードがいいのか、選んであげることで愛犬の健康寿命を変えていけると信じています。ぜひベストなドッグフードを選び、心地よい毎日を過ごしていけますように。
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すべての犬と飼い主に心地よい毎日を。
~一緒に生きるよろこびに貢献します~
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nurture...育む
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ねこのて商会のnekonoteは4つの頭文字とフードに悩んだ時、
愛犬との暮らしをよりよいものにするため、
いつもそばに寄り添える会社でありたいという思いを込めています。

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